試合中に急にフォアが打てなくなった──いわゆる「フォアイップス」。実は試合中と練習中では対処法がまったく違います。今回は試合中に打てなくなった時の脱出法を、東京エリアでテニス個人レッスンを行うプラテニの現場ノウハウからお伝えします。
■ 試合中と練習中では対処が違う
練習中なら時間をかけてフォームを見直せますが、試合中はそんな余裕はありません。「今この瞬間、次の1球をどう返すか」にフォーカスした応急処置が必要です。
■ ステップ①:可能ならウォーミングアップに戻る
まず一番効果的なのがショートラリーです。試合の合間、コートチェンジのタイミング、あるいはダブルスのパートナーとの間で、短い距離でリラックスしてボールを「置く」感覚を取り戻します。
ネットが使えない場面でも大丈夫。コート横のスペースでミニタッチラリーをするだけで、体の緊張がほぐれてフォームが戻ってきます。
■ ステップ②:試合中の応急処置
- 最初からハードヒットは狙わない
- 力を抜いて、ショートラリーのように返す
- ダブルスなら人がいる方(前衛側)に返球──1ポイント献上覚悟でOK
- リズムが戻ってきたら少しずつ振り抜いていく
ポイントは「取りに行くのではなく、返す」という意識。無理に決めに行くとさらに崩れます。
■ ステップ③:グリップとマインド
意外と見落としがちなのがボールを渡す時のグリップ。試合前後にセルフでボールを転がしたり相手に渡す時から、セミウエスタン系のグリップで握っておくと、常に本番のフォーム感覚がキープできます。
そして最大のコツは──悩まないこと。「気持ちよく打てればいい」くらいの軽さで打つのが正解です。「入れなきゃ」「決めなきゃ」と考えるほどイップスは悪化します。
■ まとめ
フォアイップスは「力み」と「考えすぎ」から始まります。
リラックス → ショートラリー感覚 → 徐々に振り抜くの順で必ず戻ってきます。試合中に急に打てなくなっても慌てず、「気持ちよく打てればいい」を合言葉にしてみてください。
プラテニのテニス プライベートレッスン(東京)では、こうした試合中のメンタルコントロールや応急処置も含めて、実戦を想定したトレーニングを行っています。まずは1回体験から。