草トー戦略|セルフジャッジで揉めないための正しいルールと心構え
上達ブログ
2026.07.04 ・ プラテニ
草トーナメントや中体連の試合に出るとき、まず一番最初にしっかり押さえておきたいのが「審判」のこと。草トーや中学校の大会は基本的にセルフジャッジなので、ここをきちんと理解しておかないと試合が成り立たなくなってしまいます。
今回はJTA(日本テニス協会)の公式ルールをベースに、セルフジャッジで揉めないための知識と心構えをまとめます。
まずは「セルフジャッジ5原則」を覚えよう
JTAが推進している公式の5原則です。これだけは試合前に必ず頭に入れておきましょう。
- 判定が難しい場合は「グッド(イン)」 — 迷ったら相手に有利な判定にする
- 「アウト」「フォールト」は空間が見えた時だけ — ボールとラインの間に明確な隙間が見えた時のみコール
- サーバーはスコアを大きくコール — サーブを打つ前、相手に聞こえる声でスコアをアナウンス
- 声とハンドシグナルで即座にジャッジ — 相手に聞こえる声と見えるハンドシグナルで速やかに伝える
- コート外は口出し禁止 — 観戦者はセルフジャッジに口を出さない
特に大事なのは①の「迷ったらイン」。これがセルフジャッジの大原則です。
ミスジャッジは起こるもの、と最初から思っておく
きちんとジャッジするのは当然のことなんですが、それでもミスジャッジをされる場面はあると最初から想定しておいたほうがいいです。
自分はインだと思ったボールを、相手側が「アウト」と言う。これは草トーではよくあること。
そこで一番大事なのは、その判定に対して自分のペースを乱されないこと。
「ミスジャッジに見えるポイントは5個くらいあるかもしれない」と最初から覚悟しておくくらいでちょうどいいです。
相手のジャッジが微妙だった時の対応
公式ルールでは自分側のコートのジャッジは自分が決めるもので、本来相手側のジャッジに口出しはできません。
でも5原則の①にあるように「迷ったらイン」が大原則。あまりに微妙な判定が続いた時は、
「今のは入ってませんでしたか?」
と冷静に1回くらい聞いてみるのはマナー違反ではありません。それで相手が判定を変えてくれることもあります。
それでも変わらなかったら、それも含めてテニスだと割り切る。グッとこらえることもセルフジャッジの試合では必要です。
自分がミスジャッジした時の対処(これ重要!)
意外と知られていないのが、自分がミスジャッジしてしまった時のルール。
インだったボールを誤って「アウト」とコールしてしまったら、すぐに訂正するのが正解です。
- 1回目:故意ではない妨害として「ポイントレット」(やり直し)
- 2回目以降:故意の妨害として失点
- ただし、相手が明らかなウィニングショットを打っていた場合は、ミスジャッジした側の失点
「アウト!…あっ、ごめんなさい入ってました」と素直に言える勇気が大事。隠したり黙ってたりするほうが、試合の空気を悪くします。
レット(隣コートからのボールなど)の正しいルール
ラリーの途中で隣のコートからボールが入ってきた場合のルール、意外と曖昧に覚えてる人が多いです。
基本ルール
- コールできるのは相手プレーヤーのみ(自分のコート側に転がってきたボールに対して)
- 距離ではなく「妨害されたと認識した時」にすぐコール
- 1回目:ファーストサービスからやり直し
- 2回目以降:故意の妨害として失点
タイミングが超重要
- ✅ ボールを打つ前にコール → リプレイ(やり直し)
- ❌ ボールを打った後でアウトしたから「今のレット」 → ポイント成立(コールは認められない)
- ❌ 気づかずポイントが終わった → 妨害はなかった扱い
つまり「ポイント失ってから後出しでレット」は通用しません。気づいた瞬間に止める。これが鉄則です。
ダブルスのペアの判定が食い違ったら?
中学生のダブルスでよくあるトラブル。ペアの判定は一致しないといけません。
- A「アウト!」 B「入ってました」 → 食い違いで失点
- A「アウト!」→すぐ訂正「あっ、入ってました」 → レット(Bがアウトを主張すれば食い違いで失点)
ペアと「迷ったらイン」の意識を共有しておくのが大事です。
試合前に必ず確認すべきこと
中学校の大会や草トーでは、試合形式が会場によって違います。試合前に必ず確認しましょう。
- ノーアドバンテージか、デュースありか
- 1セットマッチか、ショートセットか
- タイブレークの有無
特にノーアドかどうかは要確認。デュースで1ポイント終わってから「ノーアドだった!」と気づいても、やり直しはできずそのポイントの結果がそのまま成立します。
楽しみながらやりましょう
セルフジャッジはスポーツマンシップが問われる厳しい試合方法です。ルールはお互いに気持ちよくプレーするためにあるもので、相手を罰するためのものではありません。
シーズンですからね。揉めないように、ルールをしっかり把握して、楽しみながらやっていきましょう。
テニスはスポーツです。勝ち負けも大事ですが、フェアにプレーすることが一番。
それではまた、プラテニブログでお会いしましょう🎾
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