9BOXの戦術ファイルから:フォアで逆クロスを打たれた場合
草トー攻略:9BOXの戦術ファイル【フォアの逆クロスでバックに攻められた時(ディフェンス)】
シングルスの展開で、フォアの回り込みの逆クロスで自陣のバックに強打された時にどう対処するかは、試合の勝敗を左右すると思います。
まずミスらないことが一番大切なことです。
そして、どんな返球方法があるか整理しましょう。
- ・s-1 スライスでクロスに中ロブ気味に返球
- ・s-2 スライスで浅めのセンターからクロスに返球
- ・s-3 スライスで相手バックにクロスに深く返球
- ・s-4 スライスでクロスアングルに浮かせずに返球
- ・s-5 スライスでストレート
- ・sp-1 スピンでクロス深くに返球
- ・sp-2 センターに深く
- ・sp-3 ストレートにカウンター
- ・sp-4 クロスにアングル
ミスせず、返球が最も大切です。
また、次に相手が何をしかけようとしているかを考えることが必要です。
フォアを回りこんで逆クロスに打つ人は、フォアが得意の人が多いですね。
次の球を、またフォアにまわりこんで打つことを考えている場合が多いです。
相手の力量レベルを測る上でキーは、
【1】クロスにスライス(中ロブ気味)s-1で深く返球した場合、次のボールをどんなボールを打ってくる
か
です。
・ダウンザラインにエース級を打ってくる
・逆クロスに、さらに深く威力のあるボールか、角度のあるボールをミスなく打ってくる。
・ボレーやスイングボレーで、ミスせずカットして攻撃してくる
これらの相手は、手強い相手になります。
落としてつないだボールを打つ人で、時おりミスをするパターンであったら、この展開で守備的展開をしっ かりしておけば負けることはありません。つないで体制をたてなおすことです。
【2】【1】のショットで手強い相手のにカテゴリーに入った人
には、
浅いセンターから、クロスに低いスライスs-2を打ってみて、どういうボールを返球するかをみてみます。
このショットが有効に作用する場合があります。
浅い低い打点でのフォアの回り込みのショットの精度で、次のレベルがわかります。
この打点のショットは、握りが厚いスピン系のプレイヤーは引っ掛けてミスをすることがあります。
また、回り込んでダウンザラインに打つ際、ネットが高くなっていることもあり、ネットミスを避けるために強打しづらくなります。
また、ネットに比較的近い位置になるため、次のボールを打ったあとにネットにつかなくてはいけないことがあり、ネットプレーが苦手なプレイヤーは、打ち込みにプレッシャーがかかります。
この位置からフォアの回り込みで打ってきた場合に、ダウンザラインに打ってきた場合は、フォアでクロスにカウンターパス。
逆クロスに打ってきた場合は、踏み込んでダウンザラインにカウンターショットをします。
ひとつひとつのショットを、展開を考えて練習することは大切ですね。
詳しい説明は、プライベートレッスンもしくは9boxの戦術ファイルにおいて行っています。